流産・死産後の年賀状に悩んだ話。喪中?寒中見舞い?どうすべき?

こまち主婦

流産や死産後、年賀状は喪中にすべきなのか、どうしたらいいのか。

当事者の方は、年賀状の扱いに悩む方もいらっしゃるかと思います。

妊娠報告もしていない中で流産や死産になると、どこまで報告すべきなのかも悩みますし、そもそもどこまで何を誰に伝えるべきなのかもわからない。元気もない。新年おめでとうの気持ちになれないことだってある。

この記事では、流産と死産どちらも経験した私たち夫婦の場合と、心に負担のない対応方法をまとめました。

目次

私たち夫婦の場合

私たち夫婦は、流産や死産をした時期によって、年賀状の対応が異なります。

年賀状を出したケース

死産した時期が年末とかなり離れており、年賀状作成時期には「今までと同じように対応したい」気持ちで、例年どおりに年賀状を作成。

事情を知っている友人などには「元気な姿を見せたい」、私たちは夫婦で支え合っているし、周囲に「可哀想と思われたくない」気持ちもありました。

こまち主婦

死産した赤ちゃんのことを思うと今でも涙がでます。

年賀状を出しても赤ちゃんの命を軽視しているわけではなく、自分たち夫婦だけで大切に思う気持ちを持っていればいいと考えました。

いま思うと無理していた

私たちが普通(のように見せている)の過ごし方をすることで、周囲に死産のことをもう立ち直ったんだと感じさせてしまったかもしれない。と現在では少し後悔があります。

こまち主婦

心配をかけたくないと思って選んだ行動なので普通に思ってもらえたらそれでいいんですが、心は複雑。

火葬をして手元にお骨もあるんだよ、命は奇跡なんだよ、妊娠して無事に生まれるのが当たり前ではないのに傷つくのが怖くて流産や死産の経験を話せない人もいるんだよ、と、もっと周囲に自分たちの悲しさを伝えてもよかったかもといまは思います。

戸籍にのらない赤ちゃんのことをもっと周囲に知ってほしかった気持ちもあり、妊娠していたことも死産したこともすべて伝えたかった。

こまち主婦

自分たちが少しでも無理をしていると感じるなら、喪中はがきを送付して思い切り悲しみに伏すことも大事なことだと思います。

年賀状を出さなかったケース

年末が近づいている時期(秋など)に初期流産をした際には、そもそも年賀状をどうすべきかを考えるのも嫌でした。

頭のどこかでは意識しているけど、そんなこと考えている余裕もありませんでした。

時期的にもまだ気持ちが追いつかない年は、年賀状を出さず、いただいた年賀状のみに寒中見舞いを出しました。

寒中見舞いで送った文言

どのような寒中見舞いを出したのか

下記のような文言で、誰が亡くなったかはふれず、喪中を伝えました。

寒中お見舞い申し上げます
寒い日が続いておりますが皆様お元気でお過ごしでしょうか

喪中につき、年始のご挨拶は差し控えさせていただきました
ご報告が遅くなってしまい申し訳ございません

寒さもますます厳しくなりますが、どうかお身体ご自愛ください
本年もよろしくお願い申し上げます
こまち主婦

当時の私たちは、年末までに喪中はがきを準備する心の余裕がなく、いただいた年賀状のみに上記の文面で寒中見舞いとして返信をしましたが、事前に喪中はがきを送る方法もあります!

喪中はがきを出しておけば、心が守られる場合も

事前に喪中はがきを出しておけば、年賀状が届くことはないですよね。

流産や死産など、喪失感が続く状態の中で赤ちゃんや子どもの写真を見ると涙が出ることもあり、心の回復のためにも感情がゆさぶられない状況を作っておくのも大切です。

こまち主婦

友人や知人の出産はおめでたいし、お祝いしたい気持ちもありますが、命の喪失は経験すると乗り越えるのがなかなか難しいものです。

近況を教えてくれるのは嬉しいことのはずなのに。

私は事前に喪中はがきを送らなかったので、子どもの写真を目にするだけでも心がしんどいと思ってしまうこともありました。せっかく送ってくれているのに、そんな風にしんどいと感じてしまう自分に対してもしんどくて。

命の喪失については感じ方は人それぞれだと思いますが、本当に複雑なものです。

お空の赤ちゃんたちに会いに行きたいと思ってしまって寂しくなったり。

日本助産師会主催の不妊症・不育症のグリーフ(悲嘆)ケアを学ぶ中で、経験した人の心や身体症状には注意が必要なものだと改めて感じることもありました。

抑うつや不安障害にもつながりかねないので、心を無理するような状況を作らないように、心の回復のためにも、喪中はがきを事前に用意できるならした方がいいと思いました。

夫婦の気持ちを大切に

流産や死産など、お腹の中の子を亡くした際の喪中はがきの送付について決まったルールは、ありません。

命を亡くした後の気持ちは人それぞれなので、夫婦で選んだ方法が正解だと思います。

ただ、調べると、流産や死産で喪中はがきを出すことについては、受け取った側の経験にもよるので感想は千差万別。

誰が亡くなったかまで詳細は記載せずに、せめて喪中はがきで悲しみの中にいることを伝えるだけでも、心理的負担は少なくなるはず。

こまち主婦

誰が亡くなったかを伏せて喪中を知らせる場合は、後日、「誰が亡くなったの?」と聞かれた場合、信頼できる人にだけ赤ちゃんのことを伝えるなど、聞かれたときの対応はなんとなく考えておくといいと思います。

出さなくてももちろんOK

辛い気持ち、何もやりたくない気持ち、悲しさ、悔しさ、いろいろあると思います。

もうこれを機に年賀状を出すのをやめてもいいと思いますし、自分たちの心を最優先に。

こまち主婦

気持ちが落ち着いてから周囲に事情を説明するなど、悲しみの中にいるときには無理をしないようにしよう。

まとめ どれを選んでも正解

体と心に無理のない方法を、夫婦で話し合って決めるのが大切です。

流産も死産も、エコーを見てお腹の中で生きていた感覚を知っているのは当事者だけなので、周囲に喪失感を共有するのが難しいですよね。

戸籍にない命を伝えたかったり、傷つきたくないから伝えたくなかったり、いろいろもどかしい気持ちを整理するのも大変だと思います。

こまち主婦

夫婦で話し合って、自分たちの心に納得できる方法を選んでみてくださいね。

読んでいただいてありがとうございました。

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